歴史は浅いがバラエティに富んだポイントは手つかず感たっぷり!
アリ環礁の南に位置するファーフ環礁は小さな環礁で、以前は1軒のリゾートだけであったが、"06年になって新たなリゾートが1軒オープンした。リゾート数は少ないがダイビングスポットは多く開拓されているため、ダイバーに人気の高いエリアとなっている。さらにその南に位置するダール環礁はダイブサファリで訪れる程度の環礁でまだまだ歴史の浅い環礁。2つのリゾートが存在し、バラエティに富んだ海は手つかず感たっぷりのダイビングを堪能できる。
ホテル情報
ファーフ環礁 フィリテヨ・アイランドリゾート (ハウスリーフでのセルフダイブ〇)
空港から水上飛行機で約40分、島1周徒歩約45分の島。ダイバー率の高いリゾートはアジアンリゾート風のヴィラやインフィニティプールなど洗練されたリゾート施設がそろいアフターはゆったりとしたリゾート気分を味わえる。ビュッフェスタイルの食事のおいしさも定評!
ダール環礁 ヴィルーリーフ・ビーチ&スパ・リゾート(ハウスリースでのセルフダイブ〇)
空港から水上飛行機で約40分、島1周約15分と環礁にある2つのリゾート内の1島。リゾート数が少ないことで、交通量も少なく静かである。"05年に新しい水上コテージが建てられ居心地の良さを追求した高級感のある造りはリゾート気分を盛り上げてくれる。
ダイビングスタイル
ボートダイビングが基本で、午前中に1ダイブ目、昼食後、2ダイブ目という流れが多い。
ドーニと呼ばれるボートを使いポイントへ遠くても1時間以内で行ける。
ナイトダイビングはリクエストと人数に応じて行われる。
ダイビングスポットではドリフトダイビングなのでとても楽である。
ただし、流れが激しい事もあるので、ガイドと離れ離れになってしまったときの為にフロ-トなどセーフティーグッズは各自携帯しよう。
その他、日帰りダイビングでは行くことが難しいポイントでもクルーズ船を利用してジンベイ・大物回遊魚を狙うことも可能!クルーズダイビングに関しては参加条件があるがモルディブでのダイビング三昧を味わいたい方には是非お勧め!!
シーズナリティー
5月~11月頃の雨季と12月~4月の乾季に分かれる。水温は26度~30度と高い。
雨季はモンスーンの影響により透明度は落ちるものの魚影は濃くなる。
見られる生物は季節によって左右されることは少ないが、大物(マンタ・ジンベイ)等は季節によって見られるポイントが違っていたりする。
見るものを選ぶ場合、シーズンによってリゾートを変える方が良いが、クルーズなら季節に合ったポイントを巡るのでハズレはない。
ベストシーズンは透明度が上がる12月~3月で、マンタはマーレ環礁の西側で見られることが多く、4月~11月頃は反対に東側で見られる。
見どころ
ファーフ環礁
リゾートの数は少ないが、多種多彩なダイビングポイントが開拓されており、ダイバーの間では人気度の高い環礁。ウミウシなどのマクロ~大物回遊魚まで幅広いポイント・魚影の濃さ、特に大物スポットの多さと透明度のよさがダイバーに人気の1つ。万能型の環礁といえる。
ダール環礁
ダイブサファリで訪れることがあった程度で海はまだ手つかずの状態に近い。大物が集まるチャネルから魚影の濃いスポットまで様々。マンタのクリーニングステーションになっているポイントもあるのでじっくりマンタのクリーニングシーンを堪能できる。